躁うつ病とは

悲哀感を主とした「うつ状態」と、爽快感を特徴とする
「躁状態(そうじょうたい)」が交互にあらわれる感情の
障害が躁うつ病(そううつびょう)と呼ばれております。
この病気には、遺伝的、性格的要因が大きいとされていますが、
病状が落ち着ついてくると、正常な人格に戻るのが普通です。

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躁うつ病の場合、診断の根拠となる
チェックすべき明白で身体的な症状が
ありません。そのため精神症状
あるいは経過から判断することに
なるのですが、うつ状態や躁状態が
脳の器質的な障害など他の病気から
生じているものではないことを
明らかにするための「鑑別診断」が
重要となります。
 
躁状態とうつ状態のそれぞれの病相は数週間から数か月と
さまざまなのですがいずれにしても良くなっていくものです。

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とはいえ、長期的にみると常に再発の
可能性があり、爆弾を抱えて生活して
いるようなものといえるでしょうから
予後を推定することは困難です。
躁状態とうつ状態の両方の病相を
もつものを「双極型」、うつ病相
あるいは躁病相だけをもつものを
「単極型」といいます。一般に双極型
よりも単極型のほうが長期的な予後は
よいといわれています。

そして、ある期間持続する一定の病状のことを病巣といいます。
その中でも3つにわけることができ、うつ状態となる病相期が
ある一定期間続いたあと、中間期として正常な期間があり、その後また
うつ状態となる病相期が訪れる病状を「単極型うつ病」といいます。

また、躁状態となる病相期がある一定期間続いたあと、中間期として
正常な期間があり、その後また躁状態となる病相期が来るような症状は
「単極型躁病」といいます。

そして、一時的に正常に戻りながら、躁病相とうつ病相を行ったり
来たりするパターンと、正常期間をもたずに躁病相から一気に
うつ病相へ、またうつ病相から一気に躁病相へと移行するような
パターンがあるのは「双極型うつ病」になります。

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